滝藤賢一(俳優)
なんだろう、この不快感…
この最強に面倒臭い感じ…
嫌な言葉しか見つからない…
こんな気持ちにさせられた時点で、僕は葛城事件に敗北したのだろう…
光石研(俳優)
俳優部は、役の「体臭」を獲得し、スタッフは、監督の「作品臭」を具現化する。
汗の臭い、部屋の臭い、食品臭、血の臭い・・・。赤堀監督の新作は、鼻にくる!!
深町秋生(ミステリ作家)
家族崩壊をもっとも悲惨な形で描き切った哀切のノワール。
人の愛し方がわからない家族たちの圧倒的な孤独に震え、家長である三浦友和の野卑で悲痛な怪演に揺さぶられた。
やくみつる(漫画家)
この映画を直視し続けられるのは、よほど非の打ちどころのない家族関係を築いている、ごく一部の者に限る。
どこかで必ず胸を抉られ、スクリーンに難詰される。あなたも当事者ではないのか、と。
フィフィ(タレント)
傷つきやすいからこそ空虚を演じる“息子”と、その家族。偽善渦巻く世の中で“良い家族”であろうとする難しさ…
子を持つ親として、決して他人事じゃ無いから恐ろしくなった。
岩松了(劇作家、演出家、俳優)
何故だろう、映画を観ながらずっと三浦友和さん演じる父親から目が離せない、自分が動いてるような気がして。
姿も行いも全然似ているわけではないのに、何故だろう。不思議な映画だと観終わった今でも思う。
大谷昭宏(ジャーナリスト)
グリコ・森永事件、少年A、和歌山カレー事件、世田谷一家殺人事件…かかわった数々の事件に、新たに『葛城事件』が加わった。
家族のカタチ、無差別殺人、死刑制度─そのどれもが未解決だ。
小野一光(ノンフィクションライター)
『葛城事件』に登場する葛城家の面々が見せる行動は、まさに私が知る殺人犯やその家族の”微妙な歪み”を体現している。
一度に大きな負荷のかかった骨折ではなく、繰り返し小さな負荷を受けた末の疲労骨折のように、無意識のうちに破滅へと向かう状況を生み出すものだ。
篠田博之(月刊『創』編集長)
「君の意見陳述を参考にしたという映画が公開されるよ」ーー手紙のやりとりをしている『黒子のバスケ』脅迫犯にそう書き送った。
この映画でベースとなった幾つかの事件は、確かに「われわれと地続きにある」。
佐々木敦(批評家)
どうしようもなく駄目で自分勝手で弱い人間たちが、それでも身の程を越えるほどの徹底的に酷薄な運命に呑み込まれる。
赤堀雅秋の視線は一切の容赦がない。しかし、これは寓話ではない。これは現実だ。
希望を描かないこと、そこにこそ、この映画の最大の誠実さが宿っている。
よしひろまさみち(映画ライター)
崩れゆく家族の心にゾワゾワさせられ、絶望しかないラストで観る者の心を乱す。4人家族の狂気に触れて、心底恐怖を味わいました。精神的なDVほど闇を深くするものはない!
宇野維正(映画ジャーナリスト)
もう笑うしかない悲惨な状況を描いても、絶対に笑いに逃げない「物語」と「演出」と「画」の強さ。
またしても「映画監督」赤堀雅秋に感服させられた。
門間雄介(編集者/ライター)
ぶん殴られたような衝撃がある。息苦しくて吐きそうになる。ここまでいくと滑稽ですらある。
ぶっ壊れてしまった日本の、ぶっ壊れてしまった家族劇。
金原由佳(映画ジャーナリスト)
家族というものに、理想を求めてはいけません、
理想像を押し付けてもいけません、
正論を押し付ければ押し付けるほど、理想の家族がどんどん遠のいていくことを、「葛城事件」は実に楽しく、恐ろしく、教えてくれます。
MEGUMI(タレント・女優)
無差別に何人もの人間を殺したモンスターの父は言った。「俺はやるべき事をやったんだ」
そう、私達親はいつだって自分の出来る限りの事を子供に注いでいる。もしそれが間違いだとしても。。
子育てとは私達の人生を賭けた壮大で難解なプロジェクトであるという事を痛く突きつけられた時間だった。
これは観なくてはならない作品だ。
板尾創路(芸人)
この映画に於ける三浦友和は過去の三浦友和ではない…
シソンヌ 長谷川(芸人)
誰もが抱えているであろう脆さと歯車が少しズレだし戻れなくなっていく過程。
明日は我が身でもあるなと…少し危機感を感じました。
シソンヌ じろう(芸人)
無差別殺傷事件を起こした次男の行動だけは到底理解できない。
が、父親、母親、長男、同じ町の人、事件現場の通行人、全ての登場人物の取った行動は理解できるし自分がその立場に成り得る可能性はある。
つまり次男を生み出す要因には成り得るのだ。
(敬称略・順不同)
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