「Crunchyroll」(クランチロール)で最高のアニメ
過去10年間に放送されたアニメの中から、当編集部が選んだベストアニメをご紹介します! テレビ放送された作品からOVA、劇場版まで、様々なジャンルの作品から厳選しています。個人の多種多様な好みが現れた結果となっていますが、さあ、当編集部は最近10年間のベストアニメとしてどんな作品を選んだのでしょうか。
1.『進撃の巨人』
諫山創さんのもっと大雑把で荒っぽい絵に慣れていたので、アニメ『進撃の巨人』の都会的で滑らかなタッチに慣れるのには最初ちょっと苦労しましたが、WIT STUDIOの美的ゴールを理解するにつれ、このシリーズが好きになりました。登場人物が愛すべきキャラクターですし、設定も面白いことから、一気にお気に入りナンバーワンになりました。このアニメは世界中で大ヒットしましたが、その成功に甘んじることなく、元の設定をすべて解体してしまうところが素晴らしいと思います。本当の意味での芸術作品だと思います。
2.『鬼滅の刃』
アニメファンの私にとって2019年に最高に嬉しかったことの一つが、『鬼滅の刃』が第1期の間に静かに勢いを増し、最終的に後半で爆発するまでの過程を目撃できたことです。『鬼滅の刃』は、格闘シーンの素晴らしい振り付けから、静かに(そして時には意外にはっきりと)感動を呼び起こす瞬間、そしてキャラとして永遠に記憶に残る伊之助に至るまで、本当に見る者を驚嘆させてくれるアニメです。続編映画も、2020年に観るのを楽しみにしています。これからアニメの世界に入りたいという人、もう一度アニメにハマりたいという人、とにかく最新アニメなら何でも見たいという人、アニメが好きではないが説得されやすい人に、『鬼滅の刃』という宝物をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
3.『DEVILMAN crybaby』(デビルマン クライベイビー)
『DEVILMAN crybaby』が初公開された時には、こんなにも大きな存在になるとは思っていなかったと思います。それまでは永井豪のことも湯浅政明のことも知りませんでしたので、その話題性や興奮について理解できなかったのです。『DEVILMAN crybaby』を実際に見て、それがようやく理解できました。永井豪の有名な漫画を完全アニメ化し、湯浅政明独特のサイケデリックな美学を加えたこの作品を見て、この2人のクリエイターがいかに偉大であるか、そしてこの神と悪魔の物語がいかに壮大であるかがようやく分かったのです。
4.『Dr.STONE』(ドクターストーン)
そびえ立つようなヘアスタイルをした主人公の千空や、科学王国を築こうとする千空が計画や自分なりのやり方を作り上げていく過程が、『Dr.STONE』のストーリー上で重要なのは確かです。ただ、この作品ほど素晴らしい脇役が揃っている番組が他にあるでしょうか?大樹は『ブラッククローバー』のアスタに匹敵するほどの「とてもいい子でとてもうるさい男の子」ですし、クロムは果てしなく可笑しいし、コハクはとってもとってもかっこいいし、スイカ、(あ、失礼、)名探偵スイカは、スピンオフアニメが少なくとも19本必要なくらいの強烈キャラですし…。『Dr.STONE』は、いくらお勧めしてもし足りないくらいのアニメです。ストーリーがダイナミックで、科学や創造に興味を持っているならその興味を追求してほしいという、核となるメッセージ性も感じられます。
5.『Fate/Zero』(フェイト ゼロ)
この10年間でFateアニメシリーズの世界は飛躍的に進化し、毎年のように新シリーズがブランドに追加されてきました。虚淵玄による基本ストーリーがさまざまな媒体で展開しており、スマホアプリや同人誌、さらには料理にまでなりました!